2021年12月31日

風花舞う大晦日

関東地方も、日毎に寒さが厳しさを増してきました。今日は車を走らせて風光明媚なところに行こうなんて思いも湧かないほど、一日中気温が低くて、車の外気温計は6℃を上回ることは有りませんでした。
でも、大みそかなんだし、昼食はファミレスで決めていましたから、御神輿を上げて出てきたのは良いものの、ナントなんと風花が舞いだしてきたではありませんか。

上空は、分厚い雲といかにも寒そうな雪雲に、一部では積乱雲が発達しているという、誠に以って冬の空に場違いな雲迄同居する不安定な荒れ模様の様相を呈しています。ソノソラカラ、ハラハラと雪が舞ってきています。小雪にもならない正に風花そのもの。
寒さを一層感じてしまう瞬間です。

青空も見えているのでこれ以上の降りにはならないだろうと踏んで、目的のファミレスに入りました。対面を避ける意味で設けられたタブレット形式の注文にもやっと慣れましたが、何か味気なさが付きまといます。
とにかくまずドリンクバーのカプチーノを淹れて、席に戻ってきて驚きました。

ひらひらだった風花が、勢いを増してきています。一瞬そう正にほんの一瞬でしたが、視界が真っ白になった直後に、今度は真っ青な空が顔を出しました。いやいや、よかった、ノーマルタイヤしか履かない地方育ちで、あの雪が降り続いたらと思うと、新婚旅行で北海道に行ったときの大スリップを思い出してしまいました。(この話は、まだ、記事にしていません。いずれ………)

温まるものを食べたいと思って入った店ですが、何故か無性にスパゲッティが食べたくなりました。
セットで頼んだコーンポタージュが大容量で大満足。近頃のファミレスは、少し前までの不毛な価格競争をやめ、ロイヤルホストが先陣を切った高価格でも高品質の方針を、他のチェーンも右へ倣いした結果、さほどの値上げをせずに、そこそこの味の向上を打ち出してきました。良い傾向ですね〜〜〜。

ということで、美味しい昼食にありつけました。 年越しとなる次回は、サツマイモのきんとんづくりのお話です。
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2021年12月30日

e-Power乗って分かった凄さ

ワンペダルドライブ これが、日産e-Powerのウリと言っていますが、確かにこの機能は素晴らしいの一言です。e-Powerの初代の頃のEcoモードは、パワーが全く無かったのですが、この時のSportsモードと同等のパワーを今回のe-PowerのEcoモードを持っていますので、ちょっとした坂道はおろか長〜い上りのワインディングでもグイグイと勢いを増して、登っていきます。

このモードで有効な「アクセルペダルを離すとブレーキがかかる」という仕組みは、新鮮なもので多少の慣れが必要です。というほどの慣れの時間は、実は必要ありませんでした。確かに走り出して、最初の15分間ぐらいは、そのアクセルの素早い反応と加速の良さに、普通の運転ならアクセルを緩める場面で、いきなり緩めですがブレーキがかかってしまうわけで、このラグに慣れることが先決でした。

何せ坂道の上る時の力強さは、ガソリンエンジン車で、1.2〜2.0リットル車では太刀打ちできないほどの加速を見せます。かと言って、ぎくしゃくしているわけでなく、いきなりスムースにどんどん車速が上がるという感じで、気を付けないと60Kmは瞬時にすぎてしまうほどで、あわててアクセルの踏みを緩める感じです。

しかし、それも20分ほどの慣れで、ほぼ解消できます。自動車は数年おきに画期的に変化があるようですが、徹底的に電装品が増えていることを実感できます。今回の新車は、マンーマシンインターフェースをかなり真剣に検討して自動化に盛り込んだようで、なれという時間さえ過ぎてしまえば、それの何十倍もの快適さが提供されます。


e-Power車の良いところは、タイトなカーブで減速すべきところでブレーキを踏む必要が無く、アクセルを戻すだけで事足ります。
同じように、長い急な下り坂で速度超過になりそうになってブレーキを踏むことは多いのですが、アクセルを戻すと回生ブレーキがかかって、ブレーキる奥を発生ながら、運動エネルギーを電力に変換して、走行用バッテリーに戻すことが出来るのです。

これがどんなメリットをもたらすかと言えば、ブレーキの摩耗がほとんど発生しないことと、走行エネルギーを電力に変換して溜め込めるのですから、燃費の向上につながります。事実、ワインディングが行程の約4割、信号のない60Km走行区間が行程区間の約3割の25Km程度のルートを往復したところ、車上コンピュータによれば、35.2Km/Lを記録しました。ガソリンタンクが25L程度なのですが、この燃費なので、満タンの時の走行可能距離の表示は、735Kmとなっており、事実今回の延べ50Kmの走行では、ガソリンのメーターは一目盛も下がりませんでした。e-Power、畏るべし。
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2021年12月29日

超巨人機 ストラトローンチ・システムズ

ストラトローンチ・システムズとは、空中発射ロケットによる宇宙輸送を業務とするアメリカの企業です。2011年にマイクロソフト共同創業者のポール・アレンとスケールド・コンポジッツ創業者のバート・ルータンによって設立されました。両者は民間初の有人宇宙飛行を成し遂げたスペースシップワンの開発も共同で行った実績があります。

1つの機体に2つの胴体がついた「双胴機」スタイルは、胴体のあいだのスペースに、ロケットなどを搭載するためです。全長は約73m、全幅は飛行機としては世界最大となる約117m。エンジンは6基搭載と、正にマンモス級の機体規模です。
この機体のエンジン、アビオニクス、フライトデッキ、ランディングギアといった部品は、ユナイテッド航空から中古購入した2機の747-400から取り出されたパーツを流用しているとのこと。

本当に「双頭の鷲の旗の下に」を地で行っているとんでもない機体ですが、設計者のバート・ルータンは、あのスペースシップワンの巨大化した機体を又作ったと言えるかもしれません。
しかし、たった一機をロケット打ち上げ用として開発したとのことですが、ちょっと想像の付かない価格なんでしょうね。
果たして、これで、ロケットの空中母機としての役割を全うできるのか興味津々です。

なんとなくロケットを装着した時の強度が不足しているような気がしてなりません。強度的には問題ないのでしょうが、素人目にはあやうさを感じてしまいます。
アメリカンドリームで終わらないことを切に願うばかりです。

でも、うまくいったならば、上空まで持ち上げるだけの燃料をロケットに積む必要がなくなるので、ペイロードはその分増やせることになります。その分、経費を上手に切り盛りすることが出来るのかもしれません。
デモンストレーションでもよいので、世界一周して欲しいと思います。

それだけで、見学ツアーが成立するほどのセンセーショナルな機体ですね。
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