2022年06月30日

一部の列車に遅れが出ています

2022年6月29日小田急小田原線座間駅での信号機点検が発生したのは16時41分でした。
そして、20時45分現在、ダイヤ乱れは一向に解消されていません。むしろ、運転間隔がばらばらになってしまい、収拾がつかなくなっているようにさえ見受けられます。

そして、快速急行「藤沢」行が突如「相模大野」止まりに変更になりました。
そして、数分後、「列車の振替ができましたので、相模大野止まりは、快速急行小田原行きになります。」のアナウンス。
運転表示板には、その後各駅停車新松田行きとあり、その次は快速急行小田原行きです。

またしても、江ノ島線は、相模大野での乗り換え専門になってしまいました。小田急のトラブル時の後処理の遅さは、ここ数年とても顕著で、利用者はイライラさせられっぱなしです。
そして、その変更になった快速急行小田原行きが入線してきました。ここで、ホームのアナウンス。
「小田急線は、座間駅での信号機点検により遅れが生じています。約40分ほどの遅れ………」

呆れたのはその後の半自動アナウンスです。
「小田急線は、座間駅での信号機点検により、一部の列車に遅れが出ています。(続いて、同じ内容の英語のアナウンス)」
「この場合、全線で遅れが発生しています。」でしょ。状況にそぐわないアナウンスは、不快感を増します。
事実、ホームの人たちの中からも「な〜にが一部だよ。全部遅れてるだろが…」の声有り。

どうして、このような目線でアナウンスを作るんでしょう。呆れてしまうばかりです。
特に、今回目立ったのは、遅れているのに、急行列車を走らせたことによって無理が生じ、運転間隔の均一性が保てなくなった点です。
大きなダイヤ乱れの時は、まずは、全列車各駅停車として、運航が滑らかに回りだしたら初めて、急行や快速急行を入れ込むのであって、そのステップを飛ばすから今日のように一向にダイヤ乱れが解消せず、苦しい展開になったのです。
正しいセオリーをもう一度見直してください。
posted by ホワイトミスト at 01:04| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月29日

4線6カ所

高崎線浦和駅・東海道線品川駅・横浜線八王子−片倉間・横浜線大口−新横浜などなど、6月28日のJR東日本は遅延の嵐でした。
遅延証明書の頁を見ると、もっと凄くて何とまあ20分以上の遅れが16線あったんですね。
なんでこんなに遅れるの?と思いますが、これ全て事故ではないそうなんです。

ドア故障・ホームドア故障・線路内人たち入・異常音など、最近のJRの遅延原因は、インシデントの部類に入るものも多いようです。
このうち、異常音に関しては、233系に関係するブレーキ時の異常振動が原因です。
皆さんは自動車のアンチロックブレーキって知っていますか。スピードに乗っている車を一気に停車させるには、ブレーキを目一杯踏めばよい!というものではありません。ブレーキをがっと踏んでしまったら、タイヤが全く回転していない状態になり、制動距離はかえって伸びてしまいます。

そのために、ブレーキの踏む力を人間に変わって最大の効率が上がるように、加減してくれる装置がアンチロックブレーキシステムです。
鉄道車両にも当然そういった装置が設置されているのですが、その装置の働き方が異常な振動を惹き起こしているのですが、あまりに激しい揺れが起きてしまうので、乗客の中には危険を感じて非常ボタンを押してしまい、結果、「異常音を検知したため、現在全線で運転を見合わせております。」となってしまうのです。

さらに、線路が並行して走っている部分では、どこかの路線で異常を検知すると、それは隣接してる路線も止まってしまいます。
これは列車防護の無線がなせるもので、地域で異常の発報が有ると、安全の観点から、その地域全体が警戒することになっているためです。
何故同じチャンネルを使っているの?といった質問が良くあるようですが、異なったチャンネルで別々の指令が出ていたとしたら、これはとてもこを結果をもたらす可能性が高くなりますね。

ただこう言った仕組みで守られている安全である以上、全ての安全が確認されるまで異常の無い路線まで足止めを食ってしまうという弊害出てしまいます。これが、これからの課題だと思いますね。
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2022年06月28日

梅雨明けと渇水

関東地方に梅雨明けが宣言されました。例年よりも3週間以上も早い梅雨明けですが、こんなに早いと今度は水の供給に不安が出てきます。
そこで、昨日の東京都の全貯水池の水量を見に行きました。
結果は、総貯水量91,381万m3に対し、実際貯水量65.569万m3でした。

対して、日曜日だったことで少なかったかもしれませんが、水の配水量はは445万m3だったそうです。
(数値は全て東京都水道局発表のものを使用)
ただし、他にも使用しているので、全部のダムの水の減少総量は、848万m3です。

単純にこのまま全く雨が降らずにこのペースで水が減り続けたらあと何日なのでしょう。
計算すればすぐ分かりますね。答えは77日と出ました。意外、持たないものだと思ったというのが正直なところです。
仮に全ダムが満水時からスタートすると、107日分となります。

ところで、あなたは東京に水を供給しているダムの名前を幾つ言えますか。
小河内ダム・矢木沢ダム・山口貯水池・村山貯水池などはわりにすんなり出てきますが、それ以外となるとあまり覚えていないでしょう。
八ッ場ダム・草木ダム・渡良瀬ダム
あれ〜、これって群馬県にあるダムですよね?
そうですよ〜、東京都は他県から水をかなり貰っている勘定になります。

でもそこはそれ、メガロポリス東京という大消費地は、何もかも桁外れです。これだけの水需要は、山間部を持つ他県におんぶにだっこでしか賄いきれないでしょう。東京にも奥多摩という森林の涵養が有って、小河内ダムが有るのが、せめてもの自前というわけですね。
ちなみに神奈川にある人口湖である宮ケ瀬ダムは、13,647万m3です。これでも、芦ノ湖に匹敵する量なので、小河内ダムってかなり凄いんですね〜。
posted by ホワイトミスト at 01:31| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする