2022年07月31日

立派な街路樹ばかりでは…。

東急田園都市線たまプラーザ駅、東急が渾身の力で開発した街です。メインとなる通りには、大きなユリの木がきれいに整列しています。
かなり、開発にお金を使う東急ならではの街づくりです。駅前通りにはソメイヨシノの街路樹が植えられており、花は本当に見事に咲きそろいます。そんな街を作っている東急ではありますが、雨が降ると街路樹は全く役に立ちません。

街路樹が陽射しを和らげ、涼しい木陰を提供し、少々の雨ならその広げた枝・葉で受け止めてくれて、木の下を歩い行けば、ほぼ濡れずに済むという役割を持っています。ところがたまぷらーざの場合はそうではなく、見た目に終始しています。木が大きくなり過ぎたのと、木の間隔が広すぎます。剪定の時の処理の具合なのか、歩行者には木陰を提供しませんし、当然小雨をしのぐことが出来ません。

立派な街路樹は、風格もあり保水能力は大きいのでしょうが、木陰の提供・小雨を凌げるといった面では、落第点しか付けられません。
やはり、街路樹には常緑広葉低木が最適です。樹高はある程度あっても構いませんが、枝が大きく水平方向に広がり、枝の低いところで2mが理想です。常緑広葉低木って?と思った人でも、字面をしっかり見て貰えばどんな木か想像できるでしょう。

つまり一年中緑で、葉の面積が大きく、むやみに背が伸びない条件を言ったまでです。
そんな木が有るの と当然聞かれますので、答えは用意してあります。
ヒイラギナンテン なんて、おススメです。寒冷に強い特徴があります。

アオキ これは、グローバルな人気があるそうですよ。日照が弱くても大丈夫なんです。
アセビ 馬酔木という漢字が当てられています。
花も実もつきますが、イマイチ華やかさに欠けるという向きもありましょう。

そこで、提案の一押しとして、夏ミカンの木を街路樹に採用して欲しいのです。可憐な白い花のあとに緑色のやや潰れた球の形の物体が、ぐいぐいと大きくなっていき、季節が進み冬を越し夏半ばになると黄色になって、食べごろになります。並木道にみかんとなれば、盗まれるんじゃ?そう、最初は盗まれましたが、あまりに数が多いと、もう盗まれることが無くなってしまうんだそうです。
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2022年07月30日

アトレ大森

アトレと言えば、JR東日本と提携する会社が運営する商業施設です。この7月22日にアトレ大森のレストランがある5階をリニューアルし、オープンしました。たまたま近くの行政施設に行くことになっていたので、レストランに入ってみることにしました。
某有名回転すしチェーンに入ったところ、受付は発券機で、なんと55分待ちの表示。中途半端に時間は余っていましたが、さすがに一時間近くの余裕はありません。

しかし、5分と経たないうちに受付番号が表示され、席も自動的に指定される仕組み。あまりにアバウトな待ち時間に加えて、座席も自動で決められてしまい、効率化最優先が鼻につきます。
しかも、タブレットでの注文は仕方がないにしても、レーンに流れている寿司の種類が単調そのもの。

そして極めつけは、お椀物がメニューにない!のです。これには、呆れました。寿し以外のデザート系は、あらかじめ本部から運び入れたものでしょうから、多品目がラインナップされています。では、なぜお椀物がメニューにないのでしょうか。
答えは、タブレットで注文したものが運ばれてくるレーンにありました。構造上重量的な問題はないと思いますが、液体ですから、初速度が速いと慣性が働いてこぼれてしまいます。また、客の目の前まで高速で移動してきた後急停止すれば、これまた慣性の作用でこぼれてしまいます。

結局、客の需要より、店側の都合が優先されて出来上がった作りになってしまったのでしょう。
レーンの速度はかなり早いものですが、一本しかないので、発注した客がもたもたしていると、次の注文品を流すことができません。
その点、牛丼チェーンが展開する回転寿司店では、搬送するレーンを二組設置してあり、多少もたもたしている客がいても待ち時間は発生しにくくなっています。

しかも、店舗の作りがやや余裕があるので、椀物は店員が直接運んできます。これだけで、器械一辺倒の設備を優先したとしても、人間の介在が少しでもあれば、雰囲気は全く異なります。
おまけに、清算時にセルフレジを設けているのですが、JREカードに対応していないのです。今や、みなポイントカードを持つ時代。しかも、駅ビルともなれば、JREカードの使用者数は相当に多いはずです。事実、そのレジに誰もいず、皆人手での清算窓口に並びましすから、ここが一番人と並ぶという皮肉な状況が起きていたのです。

こういった店のプランナーは、新機軸を取り入れていきたい願望が強いのでしょうが、地に足がついていないと机上の空論がばれてしまい、現実のひずみとして現出してきてしまうのです。いずれ、大改修を迫られることは必至です。
posted by ホワイトミスト at 13:45| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月29日

エレベーターの話

バリアフリーの拡大で、街中に設置されているエレベーターの数は、本当に増えましたね。
そして、良かれと思うお節介おばさんやその娘?と思われる人も増えてきました。
エレベーターが目的の階について、扉があくときに、その現象はよく見られます。

そう、「開」ボタンを押している人です。
本人達は当然「良いこと」をしていると思っているはずですが、自分の立っている位置についての認識が無いのでしょう。
「開」ボタンを押しながら、体が出口にはみ出しているのです。エレベーターの開口部はそんなに広いわけではありません。駅などに設置されているタイプは、特にサイズに制約がある場合が多く、人ひとりが通れるぐらいの幅しかありません。

そこに体が少しはみ出していたら、「邪魔!」なだけです。しかも、エレベーターの開扉時間は、搬器の中の人間がゆったりと歩いても全員が出ることが可能な時間数を見込んでいますから、何も開扉ボタンを押さなくても良いのです。
勿論、体の動きが遅くなってしまった方がいる場合は、そういった心遣いは必要ですし有難いものです。
でも、それを何の気配りもせずに、毎回漫然と行っているのなら、むしろ迷惑行為と言っても指しつかえありません。

そして、最近特に多く見かけるのが、搬器に入るや否や後続の人がまだ後続に人たちがいるにもかかわらず、「閉」ボタンを押し続ける中年女性の多いこと。他人のことは何も気を配ることなく、平気で「閉」ボタンを押し続ける根性は大したもんです。
自分の無知さを曝け出す以上に、我がまま女であること世に公表しているようなものです。

「開」「閉」ボタンを無造作に押すのは、どちらも見かけた範囲で、すべて女性でした。
男性についても観察していますが、こういった行為を見かけたことありません。むしろ、気を配って声をかけて老人に気持ち良く利用してもらう姿勢を示すのは、意外にも、今時珍しくなったリーゼントのお兄さんとか、強面(こわもて)の叔父さんが多いのには少し驚きを感じます。

エレベーターの利用マナーも、「学校で教えなければ」なんて言いません。親が子にしっかりと教えるべきことですからね。
posted by ホワイトミスト at 23:27| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする