そして、今日、ここのところ価格が上がってしまった筆頭格の郊外レストランに入ろうということになりました。
確かに価格は相当に上がっており、二人で心置きなく注文すれば、軽く6000円超です。
12時ちょうどに入店しましたが、まだ、客席は半分ほどの埋まり具合。
早速注文しましたが、これがなかなか料理が出て来ない!周りを見れば、まだ、配膳されていない組が4組ほどあります。
えっ、なんでそんな遅いの。
妻のセットになっているサラダが、ようやく運ばれてきました。この時すでに私はドリンクバーのお替り二杯目が空に。
それくらい遅い!それなりにゆっくりとサラダをつまんで、でも、空になってしまって、手持ち無沙汰に。
それから、ようやく隣の親子4人のところに、配膳されましたが、料理がまず来て、少したってご飯が来るといった具合。
この店は、今までそんなには配膳が遅いことが無かったので、行ったどうしたのかなと思って、ふと、入り口を見ると、客がかなり待っています。店の中はまだ空席がかなりあるというのに、どうしたのでしょう。
そういえば、いつもなら厨房から料理の指示を出す声が聞こえてくるのですが、妙に静かなんです。
ホールスタッフも昼時なら、5人くらいはいるのですが3人しかいません。
ここまで見てきて、ふと、合点がいきました。コロナ禍で客の入りが大幅に減り、食材の高騰で提供価格がかなり高くなったので、更に客足が減っていたのでしょうが、やはり大晦日だけあって、少し高くてもという客が集中したのです。だから、料理人の数が減っていて、厨房の処理能力を大幅に上回ってしまったと考えられます。とやこうしているうちに、私の料理が運ばれていました。
味の質はかなり価格が上がっているので、それなりにグレードも上がっていました。でも、本来運ばれてくる前菜が、メインの料理を食している半ばに運ばれてきました。いくらなんでもこれは幻滅。価格を上げているので、それなりの人しか入ってこないので、文句を言う輩はいませんでしたが、この後、この店がとても心配になりました。