にせ、寿命が六〜九年ですので、少し短いなと思います。対して、カ
メはマイペースそのもので、ゆったり生きていますから、まだ初代が
頑張らずに生きています。
干支グッズが店頭を賑わすのは、毎年のことですが、ウサギはやは
りまだ市民権を得ていないせいか、ウサギ年以外ではあまり見かけ
ません。ウサギ愛好家としては、物足りませんが、12年に一度だけ、
主役となるうさぎ年には、それなりのグッズが多数発売され、ついつ
い買ってしまいます。
今年のヒットは、書初めウサギです。袴を履いて、たすき掛けをしたウ
サギが、太い筆に墨をたっぷりつけて、「卯」と書いている置物です。
玄関飾りなどに最適で、見た瞬間、にやっと笑うこと間違いなしの逸
品です。
このような小物を作る方と言うのは、毎年御苦労をされているのでしょ
うね。ちょうど、年賀状の図案をうんうんうなっている私たちと、次元は
異なりますが、気持ちはわかるような気がします。
マスプロ生産の時代に、少量多品種で小粋な商品をと、市場の要求
は苛烈ですが、これに応え続けなければ、プロの看板を下ろさなけれ
ばなりません。でも、このセオリーを無視して、素人の立場の発想で商
品展開する某クロ社などは、冒険をしていると思っているのでしょうが、
アマチュアとプロとでは、根底に流れる思想を持つか持たないかの差が
長持ちする商品を開発できるかどうかの分岐点になってきます。
長期的展望に立つという、ありふれた言葉にも、それなりの重さを感じ
てほしいと思います。まあ、日本人なのに、会社の公用語を英語にす
るなどは、ちょっと冷めた目で見てしまいます。なにしろ、日本語その
ものの正しい使い方を知らない人達がこんなに大勢いるのに、それを
無視して英語ができる筈が有りません。
と、我が家のウサギの親は、文句を言っております。
愚痴おさめになりそうなので、ここいらで!
来年こそ良い年になりますように、と切に祈っています。

