乾電池だけで電車を動かすなんてことも、高校の生徒たちを巻き込んで、一大イベントに仕立て上げたこともあります。その中で、有名なのが、ミニロボットの背中に単三電池二本を組み込んで、その力ではどのくらい走れるかどのくらい登れるかの「チャレンジ」です。
この夏、ノルウェーのフィヨルドまでロケハンを敢行して、チャレンジが行われましたね。
あの有名なグランドキャニオンよりも高い垂直な崖を、ロープにつかまった格好で登っていくというチャレンジが、今回の内容です。
あのデ社のRobi2の作者でもある高橋氏の手になる「EvoltaNEOくん」が、果敢に挑戦するその高さは、なんと1000mです。これを乾電池二本で登りきれるかというチャレンジ。
随分と高いハードルを設定したもんです。
パナソニック社は、3月にこの企画を大々的に発表し、実際のチャレンジは7月7・8日に行われました。
結果は見事チャレンジに成功したと、一部テレビが取り上げたのでご存知でしょう。
7日はもう少しのところで登頂失敗しましたが、翌日再び挑戦して登頂に成功しましたね。
こういった企画は、ビジュアル的にも訴求力が大きいので、宣伝効果は抜群です。
しかも、成功を確信してのキャンペーンを張りますから、もともと知名度の高いパナソニックの乾電池は、高性能だと思えるように、消費者を誘導することに成功しています。
ソニーも富士通も東芝も三菱も、みんな乾電池を作っているにも拘らず、パナソニックのブランド力は強大です。
しかも、社名を変更したことすら、あまり影響を与えていないところが凄いですね。
また新たなチャレンジを数年後に企画するのでしょう。
どんなものになるのでしょうか。企画担当者も頭を捻る日々がまた始まりますね。

