2017年11月18日

中国の高速列車は発明?

中国の高速列車と言えば、あの大事故とセットで、政府のダーティーな面が世界中に配信されたことがまず頭に浮かびます。
まして、350Kmの最高速度を売り物に、世界中に売りまくろうとしていますが、とっても怖いですね。
オォ、クワバラくわばら。

ところで、クワバラってどうして言うのかご存知ですか。
これは地名ではないんです。その土地の状態をいう総称なんですね。
似たような地形と言えば、竹林が有ります。

どちらも地下茎ががっちりと地面に食い込み、強固な地盤を築いているので有名です。
ちなみに地図上の桑畑の地形記号は、平仮名の「と」に近い恰好をしていますが、これは桑の枝ぶりを模したものなんです。学校では、そんなところまで教えてくれませんから、気にしなかったら、一生頭には入って来ない知識ですね。

何でこんな話をしたかと言えば、中国の鉄道建設の工法に迫りたかったからなんです。
数年前、中国の新線の開業前の路盤が崩壊するという報道が有りました。
まさしく「さも有りなん」の情報です。

ところが、今は珈琲が全くこぼれませんとアピールしています。
それは、世界に伍して開発したスラブ軌道を使用しているからだと豪語しているのですが、元はと言えば日本の技術とドイツの技術をミックスしたもののようです。これを、発明と称しているのですが、誠にもって慨嘆してしまいます。

スラブ軌道はいわばコンクリートの板を敷き詰めて、その上に線路を敷設する工法ですから、きっちり作れば振動は非常に小さなレベルに抑え込むことが可能です。

しかし、その下は数種類の砕石を突き固めている路盤ですので、その質が悪ければとても安心して列車を利用する気も起きません。何しろ、事故が世界中に配信されても、安全ばかり言い続ける非常識な政府の列車には350Kmはおろか、100Kmの在来線でもいやですね、乗るのは!



長期間の財政的支援とセットで売り込む姿は、或る意味悲壮感さえ漂いますね。
posted by ホワイトミスト at 01:56| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック