2019年06月15日

中島みゆき「糸」映画化

中島みゆきの「糸」といえば、TBS系テレビドラマ『聖者の行進』の主題歌に起用された楽曲です。1998年の発表ですから、もう20年以上も前のことになりますが、実に様々な場面で使われている曲です。
テレビの一場面の裏で流される機会が多いようですが、結婚式の披露宴で流されることが圧倒的に多くなっています。

この曲をモチーフにした映画「糸」が製作されることになりました。
しかも、主演は今人気絶頂の菅田将暉が、小松菜奈とともに主演を務めると発表されました。
元々は、中島みゆき本人の親戚の結婚式用に書き下ろされた曲と言われていますが、発表されてから20年という時を超えて、支持が広がるという変わったヒットの仕方をしている曲です。

私自身は知らなかったのですが、JASRAC賞の金賞を2017年に受賞したのだそうです。
JASRAC賞は、「前年度にJASRACからの著作物使用料の分配額が多かった作品の作詞者・作曲者・音楽出版者の功績と栄誉を称え顕彰するもの」と、JASRACのホームページに謳ってあります。

つまり、みんなに使われて、日本音楽著作権協会に集まったお金を、よく使われた著作者に分配金を支払おうとするものです。「糸」は、2016年と2019年にも、銅賞を受賞しています。
どんどんと登場しては消えていく数多(あまた)ある楽曲の中で、これだけの長きにわたって現役のままでいられるのは、歌手本人の魅力もさることながら、楽曲の分かり易さと美しさ、そして何よりも歌いやすさが、この曲の命を支えていると思います。

日本では数少ないスタンダードな曲の仲間入りをしたと思います。
彼女も60歳代後半に突入していますが、倉本聰の昼間の連ドラの主題歌を担当するなど意気軒高なところは相変わらずです。

さて、私たちはいつまで中島みゆきの魅力に浸っていられるでしょうか。
posted by ホワイトミスト at 01:04| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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