照明はLEDに変更されましたが、窓ガラスの遮熱性能がとても低いのです。夏に向かい、太陽の高度の低い時は、もろに直射日光を浴びているかのような錯覚に陥るほど、太陽光が肌に突き刺さります。これは、全くのスペック不足です。車体更新時に、対策を施したのでしょうが、それは机上の計算の間違いか、あるいはコスト面での兼ね合いかは、利用者は一切関知できません。
こんな細かいところではありますが、利用者にとっては、「暑いねぇ、この電車」となるわけです。遮光カーテンを再び付けたほうが良いのではありませんか。東急などはそこは割り切っていて、洒落たデザインの遮光カーテンに交換しています。CSR活動を、どの会社も行っているはずですが、熱線対策がその対象から落とされたのだとしたら、何のためのCSRなのかを疑ってしまいます。その後の車両である、4000形などの窓ガラスの遮熱機能は、多少暑いなぐらいで留まっていますので、8000形はその対策が十分でないのは、解せません。
設備機器は果たしてリニューアルが施されたのかと思うほど、ガタツキ音が目立ちます。例えば、ラインデリアの一部の吹き出し口。
例えば、走行機器の共振による異様な音。あるいは、窓枠サッシ部分は更新がされていないか、走行風圧でのガタツキ音が盛大に起こりますし、すれ違い時などは、どうしようもないほど、バタつきます。
何のためのリニューアルだったのかはなはだ疑問です。
寿命がまだ残っているのか、資産価値としてまだ償却しきっていないのか不明ですが、省エネを声高らかに謳うのであれば、いまさら鋼製車両を更新工事する感覚が分かりませんね〜。
更新工事を施せば、そこから数年で退役することはまず考えられませんから、乗客の不満は解決しておいた方が良いと思うのですが。

