と焦る中年の方向けに、こんな使い方をすれば、別に関数を知らなくてもけっこ楽しめるねっていうものを紹介しましょう。
まずは、割り勘の計算を素早くする方法です。
バーベキューパーティーをすることになりました。予算は適当で構わないので、Aさんはキノコ類、Bさんは魚介系、Cさんは肉系、Dさんはドリンク系、Eさんはスナック系、Fさんはオードブル系として、買ってきてもらいました。パーティーが始まる前に、清算してしまいましょう。
(で、普通このくらいなら、ちょっと暗算の得意な人がいたら、ささっと計算してしまいますが、それではこのコラムが意味が無いので、…)
大体の場合、電卓で合計を出して、それを人数で割ってという手順ですね。
ところが、エクセルではそんなことは一切しません。
まずは、白紙の表を出してください。
後は、A、B、C…の順で、購入金額の合計を入力していきます。勿論、セルは下へどんどん下がっていきますね。
で、実際に数字を入れてみましょう。
A:3900
B:4590
C:7850
D:12300
E:2600
F:5080 です。あとは、3900をクリックしたら、そのまま左ボタンを押したまま、5080までポインタをずらします。
はい、そこでマウスのボタンから指を放して、画面右下隅を見てください。
「平均:6053.3333 データの個数:6 最大値………………… と表示されていますね。
6人分ですからデータの個数で入力数は合っていることが分かります。そして、平均値イコール割り勘の額ですから、それより少なかった人は差額を払い、多かった人は差額を貰えば、メデタシメデタシ。これくらいなら、関数なんて必要ないんです。
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