でも、それだけで、こんなに激減するものなのでしょうか。素人には全く想像もできないようなことが起きているのでしょうか。
マイケル・クライトンというSF作家が、「アンドロメダ病原体」という小説を発表しています。
正体不明の病原体が地球に持ち込まれます。そして、猛烈な勢いで蔓延し始めます。まさに、今回のパンデミックもかくやと思える程の強烈な感染力を武器に、世界中が恐怖におののくというストーリーです。
ところが、この病原体は地球という環境に入り込んだことによって突然変異を起こします。その突然変異の洗礼を浴びたのは、病原体に襲われたエリアを飛翔した偵察機でした。偵察機のパーツがボロボロと機体から離脱し始め、機能が失われた偵察機は墜落してしまいます。
そして、調査委員からもたらされたのは、アンドロメダ病原体は、もはや人への害を及ぼす機能が消え去り、プラスチックを溶かす菌に変異したとの結論でした。
誠にアメリカ的なハッピーエンドではありますが、今回COVID−19の蔓延の急速な収束現象は、まるでこの小説を地で行っているような気がしてきてしまいます。よもや、この筋書きに近いことが起きているとは到底思えませんが、………。
では、いったい何が減少に導く要因なのでしょうか。今のところ、誰も的確な説明をすることが出来ないので、名乗りを上げる勇気ある者はいません。
でも、こう言い放った人がいました。「これは、今度の衆議院議員選挙のための作られた数字さ。」確かにうがった見方と言えるかもしれませんが、全国規模で数字の捏造に走れるはずも有りませんから、この説も思いつきに過ぎないものでしょうね。ただ、マスク無しでも普通に会話できる環境になることを、願っている気持ちは皆さん同じですがね。
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