BGMですね、言うまでもなく、バックグラウンドミュージックのことですね。
デパートや大規模量販店などは、「雨が降り出しました。」と、店内のスタッフに教えるために、特定の曲をかけます。すると、スタッフは雨用の包装準備に取り掛かることなどが、ルーティン化されています。
他にも、BGMには、いくつかの約束事にそってある曲をかけると、スタッフが一斉に決められた行動に出るように、日頃から訓練されています。
一方、定食屋はあまりそういったことを介さないのか、同じ店に入れば毎回同じ傾向のBGMが流されていますが、これが不思議とサックスとかミュートがかかったトランペットのスローなジャズがかかっていることが多いのです。
サックスなんて、なんとなく夜の雰囲気を感じてしまう人がいるくらい、薄暗い部屋に似合うと思うのですが、昼間の定食屋には似合いません。
でも、ここで極めて珍しいBGM(と言っていいかどうか?)をかけているチェーンが有ります。
そのBGMとは、虫の声なんです。それも秋の虫ばかりです。
スタッフは果たして虫の声について意識しているかどうか?
でもですよ、店に入って注文を終えた後改めて聞こえてくるのが、コオロギとかクサキリの声なんですよ。
時に感嘆の甘い転がすような声が聞こえている時もあります。
最近のパチンコ屋からは「軍艦マーチ」が聞こえてきません。あれこそ、BGMの代名詞と思っていたのですが、いつごろから使われなくなったんでしょうね。もう、25年近くパチンコをやっていないので、いまどんなBGMを使っているのか知りませんが、すくなくともぐんかんまーちではありません。
真剣にBGMに取り組んでいるお店の方ががいらしたら、選曲の際のコンセプトなどをお教えいいただけませんでしょうか。
興味深いお話が聞けそうなんですが………。
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