2022年07月23日

タクシー用車両の話

いまや都心を走るタクシーの車種は、トヨタのJPN TAXIに統一されたのではないかと思えるほど、どこもかしこもトールタイプの姿を見かけることが大変多くなってきました。
元々は、トヨタのシエンタがベースになっていますが、全長と車高が少しずつ大きくなっており、自家用車よりはるかに高い耐久性が求められますので、各部位が強化されています。

この車を利用した人は分かると思いますが、かなり車内が広いと感じられた事でしょう。運転手の方にお聞きすると、一般の人がこの車を買えるのかと時たま聞かれるそうです。
結論から言えば、普通の車とは少し手続きが異なります。

元々法人用として販売されていますので、車庫証明は絶対に必要ですがこの車の燃料は、LPGなんです。ですから、LPGスタンドを個人で使用可能な場所を確保できているかということが、一番の問題です。
そして、価格もこの車は意外に高くで、358万円ぐらいです(上級グレード)。

他にも、タクシー用車両はいくつか存在していますが、いまや風前の灯火状態です。クラウンコンフォート、クルーが一時期かなりの台数を誇っていました。しかしここでもセダンタイプはどんどん少数になってきました。
今街で見かけることができるのは、セドリック、カムリ、ノート、NV350ぐらいでしょう。

ところで、NV350のようなワンボックスがなぜタクシーに使用されているか考えたことはありますか。
実は、これ、福祉用車両として各タクシー会社に保有車数に応じて何台かは保有・運用しなければならないとするお触れが出たからなんです。

タクシー車両関連の話題に軽く触れただけですが、いかがだったでしょうか。
posted by ホワイトミスト at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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