2023年01月26日

専守防衛

日本の自衛隊は、その名の通り「自分を守る」ことですが、このところ首相の口からやけにきな臭い話がポンポン出て来て、あなた戦争するつもりじゃないでしょうねぇ〜と突っ込みたくなるような国会答弁ですが、少なくとも、防衛予算枠の大幅な拡大は、仮想敵国から見れば驚異其のものでしょう。

ミサイルが飛んでくるから、それを迎撃するための抑止力としてはやっぱりミサイルと短絡思考しかないように思える政府ですが、もっと建設的に物事を考えてみましょう。
仮に、相手国が20000発の極超音速ミサイルを持っているとしたら、少なくとも全弾撃ち落とすには、百発百中としても20000発必要なわけですが、それが、どこから攻めてくるか分からない状況では、狙われやすい地域用にミサイルを重点配備したとしても、こちらの用意した数と相手国の狙ってくる発射数が同じなどということはまず考えられませんから、マージンを考慮すれば、30000発なのか40000発なのかは明確ではないにしても、数多くのミサイルが必要となってくることは間違いありません。

しかも、有事に備えてという錦の御旗を振り回されて、お金を軍需産業にじゃぶじゃぶ注がれたのでは、税金なんて幾ら搾取されてもまだ不足と言ってくるでしょう。

そこで、提案です。高エネルギーを放つ銃を開発するという案はいかがでしょうか。どの程度のエネルギーが必要かは専門家に計算して貰うとして、強力なエネルギー粒子を極めて細い線に収斂して、成層圏から宇宙圏の下あたりまでの数十基の鏡衛星を打ち上げておき、地上からその鏡に向けてエネルギーを発射し、鏡を瞬時に作動させて、エネルギーをミサイルに向けるという方法です。

これなら、弾切れの心配はなく、間断なく防衛に専念できるはずです。勿論、領空侵犯機や領海侵入船に対しての警告射撃も可能となります。こうなると、専守ではなくなってしまいますが………。昔から漫画の世界には、光線兵器が登場しますが、今の日本なら開発は可能でしょう。
これこそ、本当の抑止力になり得ます。

仮に、格弾頭を積んだと思われるミサイルでも、打ち上げ直後はせいぜい時速数百キロですから、リフト中に破壊することは造作もないことでしょう。しかも、多弾頭を搭載していても、上昇中ではまだ弾頭はバラバラにできません。
いかがです、このアイデア。誰でも思いつきそうなものですが、………。
posted by ホワイトミスト at 01:11| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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