2024年04月02日

静岡県知事の辞意表明とリニア


舌禍事件で突然の辞意表明を行った静岡県知事ですが、この発表にはいくつかの勘繰りどころが出てきました。もともと上から目線口調が鼻につく発言を繰り返していたので、良くは思わない方も多かったと思いますが、今回の入庁訓示で、致命的とも思える差別発言をしてしまいました。これが引き金となって、対抗勢力が一気に勢いづいたようです。

これまでにも、JR東海のリニア新幹線の静岡工区での工事を認めないという強硬な態度が、しばしばニュースに上っていましたが、ここにきて少し発言に変化が出てきて、容認の言葉は出てきませんが、自分なりに代替案を出すなどしていましたので、県議会の味方につくべき議員からも、総すかん状態になりつつあったのではないかと思います。

リニア新幹線については、物流網の拡充と代替ルートの確保など、いくつものメリットが挙げられていたにもかかわらず、静岡県の強硬な態度に、頓挫していました。今回の辞任が6月に実際にあるのなら、リニア新幹線建設の最大の問題をクリアーできる見通しが立ったと言ってよいでしょう。
静岡工区は大変な難工事が予想され、完成まで10年かかるとの見方が新聞にも大きく掲載されていましたが、これも観測筋の話だけですから、実際にはかなり短縮される可能性も出てきました。

やはり時速500KMの世界は大変に魅力があります。今のところ新幹線では、北海道で360KMを目指すと言って大きく取り上げられています。それを考えても、リニアは今の日本の希望の星と言って過言ではありません。
それだけに航空業界は、真剣に建設の動向を見つめていることでしょう。

ジェットプロップ機での運航路線では、空港と市街地を結ぶコミューターサービスの在り方を、ドウロ整備も含めてすぐにでも着手すべきなのではないでしょうか。
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2024年03月28日

ホームドアの功罪

鉄道利用者の中には、スマホに夢中になってホームから転落するという事故が、かなり頻繁に起きています。あれだけ「歩きスマホ」はやめましょうと言われているのも関わらず、いまだに、というより前よりも歩きスマホの人数は増えているように見えます。

これだけ非道徳の人種が増えてしまうと、鉄道各社は何とかしようと金がかかるホームドア設置に動いたわけです。
各駅のホームの全長に合わせて設置するのですから、その費用たるや莫大です。

もちろん、効果はめざましいものが有ります。
物理的にホームから転落できないようにしているのですから、それは当然のことです。安全が保たれる半面、今度は故障する対象が増えてしまったことです。機械ものが増えれば増えるほど、故障の回数が増えてしまうのはやむを得ないことではあります。

MTBFという概念があります。平たく言えば、故障の発生するまでの時間を意味する言葉で、何時間作動させたら故障が起きるかという指標です。これは、一つ一つのシステムごとに設定されています。そして、複数のシステムになればなるほど、MTBFの時間は短くなっていきます。

実際、ホームドアの故障で列車の遅延も発生しています。構造は簡単ですが、耐久力がどのくらい持たせてあるのかは、公表されていません。しかも、鉄道各社が。ある時期からこぞって導入競争に走った結果、ホームドアを製造するメーカーの数は、10社を超えています。
これだけ増えてくると、どうしても価格競争が生まれてしまいますから、安かろう悪かろうの製品が出てきてもしようがない事態です。

そして、ホームドアには隠れた罪がひそんいることのお気づきでしょうか。それは、列車のデザインを見ることができなくなってしまったことです。せっかく、流麗なデザインが施された車体なのに、丁度見栄えを左右する部分がホームドアで隠されてしまうのです。美しいデザインならば、もっと見たいと思わせるものがある列車です。もう少し、ホームドアには機能以外のサムシングを期待したいですね。
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2024年03月02日

席を譲る・譲られる

電車の中で、列車がホームにつくたびに繰り返される座席取りレースですが、「優先席」の存在について、今疑問を持っています。優先席って文字通り、足が悪いとか身籠った方をいたわる気持ちで設置されているものですが、スマホ世代にはそんな前提は全く通用しないようで、少し危ない系かと思われる強面兄さんの方が、ぶっきらぼうに「どうぞ」と言ってくださる方が多いのです。

そこで、最近見かけたこんな例はいかがでしょうか。
三人掛けの優先席に座っていたかなりご高齢のご婦人が、すっと立ち上がって目の前に杖を突いて立っていた初老の方に「どうぞ、お座りになってください。」ところが、初老の方が動き始めるより早く、二十歳代の女性がその席に座ってしまったのです。ご婦人は「この方のために席を譲ろうとしていたのですから、どいて下さらない。」ところが、座った女性は、「私だって足が痛いのよ。」と、かなり大きな声を出して、動こうともしません。しかも、スマホを取り出して操作mでし始めたのです。

何人も見ている前でのこのやり取り、結論は皆分かっているのですが、誰も言い出さずに、じっと座った女性を取り囲むようにして、立っていたのです。この女性に限らず、スマホをいじり倒している風の若めの女性にこのタイプが多いようです。
きっと、この人の親も同じような行動しか取ってこなかったんでしょうね。道徳教育を持ち出すほどのことではありません。常識が欠如しているんです。

今は「ヘルプカード」「赤ちゃんがいます」バッジ「杖」と、明示するものが有れば、席を譲ることは半ば常識として捉えられるようになってきました。こうした人たちは、譲ってもらえると感謝の言葉を口に出す人もいれば、軽く会釈で意思を表示する人もいます。
中には、譲ってくれた人より先に自分が降りる際には、もう一度お礼の言葉を言う人も見かけます。気持ちのよい行動ですね。

中には、見かけで譲られて、かえって我を張って譲った人が困惑する場面を見ることもありますが、譲ってもらえるのだから、気持ちよく座らせてもらいましょう。

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