なんのこっちゃと言われそうなので、簡単に言えば、一度訪れたことのあるサイトのクッキーデータを利用して、今、自分が利用しいるてブラウザー自身が勝手に、閲覧しているのと同様なサイトを自動巡回してサーチし、その結果を「一押し!」としてリコメンドしてくるんです。
だから、パソコンユーザーの閲覧癖に偏った検索結果ばかりが連続して表示され、意外性を得ることが出来なくなってしまいました。
しかも、昔はブラウザーが異なれば、それぞれ異なった検索結果が表示されたものですが、今は検索候補の表示そのものが、ブラウザーソフトを複数搭載しているパソコンであっても、ほぼ同じ結果を出してきてしまいます。これは、とても使いにくいです。
ブラウザーソフトを使い分け、検索サイトを使い分ければ、様々な角度からリサーチできたものが、いまユーザーの選択肢が狭くなってしまったのです。
技術者と言うものが飽くなき向上心を持たなければ、見る間に第一線から落ちこぼれていきますが、あまりに技術力が高いと、我田引水を繰り返し、非常に使いにくいものを「これは凄い機能を満載しました。」と言わんばかりに利用を押し付けてくることが、近年は大変に多くなりました。Windows11になって何が使いにくくなったかと言えば、今まで普通に使っていた「コピー」が右クリックだけでは表示されなくなり、コンテキストメニュー画面のその他の機能をクリックしないと従来機能に馴れたユーザーはまごつくばかりです。
やりたいことを増やしたい、だからメニューの階層を深くする、もっと深くしたいからリボン機能を付けました、さらにさらに……の繰り返しが、マイクロソフトの提案です。頭の中が全く整理されていないものを、ガリバー的立場で押し付ける会社がこんなにのさばって良いのでしょうか。
と、いつものようについつい熱くなってしまいましたが、言いたい事の一端でも汲み取っていただければ嬉しいです。