2023年03月25日

黄砂 vs 洗車場

ゴビ砂漠の猛烈な砂嵐の映像が放映されていました。毎年のことながら、うんざりですね〜。
何しろ、車が汚れます。花粉も嫌ですけれど、黄砂は量が凄いうえに、不用意にワイパーを動かすと、ブレードの寿命が短くなってしまいます。
かと言って、大量の水を持ち歩くわけにはいきません。

マンションの駐車場には、近年、水道が備わっていないところばかりになりました。やはり、水泥棒が多いからなんだそうです。
だから、駐車場で洗車するのは、その水をどこから調達できるかで、お手軽度が激しく変わってきます。
1階に住んでいても、オートロックの扉が有るところは、それだけでとても面倒になります。

こまめに洗車場で洗うのが、今のところ最良の手段です。自分が良く利用している洗車場は、この時期からしばらくは土日などは、混みっぱなしです。花粉にしても黄砂にしても、一旦降ってくると量の多少はありますが、一定期間内は常に車を汚し続ける厄介者です。
この時期は、手洗いでは対応するのがかなり大変でもあります。

と言うのも、意外にこびり付いていることが多いんですね。特に少し雨が降ったりした後は、汚さは一段と磨き?がかかった汚さなので、洗車機の高圧水流のお世話になるのが良いと思います。例えば、4分水洗いコースだったら、2分半くらい満遍なく車体に水をかけ続け、ここでいったん水を止め車体を柔らかいボロ布で軽くこすってこびり付いている汚れを浮かします。その後放水を再開、残った時間徹底的に車体に水をかけ続ければ、汚れは95%以上流れ落ちます。

あとは、先ほどのボロ布で水気をざっとふき取り、その後乾いている布で水を完全に拭き取ります。ここで気を付けたいのが、ここまで拭いたのだからと思って、すぐに走り出してしまうことです。水気を取ったと思っても、実は完全には乾ききっていないのです。この状態で走り出すと、またぞろ黄砂が車体に付着してしまうのです。
出来るなら、水気を取った時の車体の向きを180度回して、車体の両側に太陽光を当ててください。それだけ、黄砂の付着量はかなり減らせます。
ラベル:洗車 黄砂 乾かす
posted by ホワイトミスト at 01:32| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月22日

EV PHEV

昨今は、電気自動車にもいくつかのバリエーションが出てきました。
先ずは、完全バッテリのみを動力源とするタイプ。次に、いわゆるハイブリッドで、エンジンの力を動力源にも使用するタイプ、このハイブリッドに外部からの電力を溜め込む機能を付加して、電力だけで走行する距離を延長したプラグ・イン・ハイブリッドいわゆるPHEVです。更にはシリース方式と言って、エンジンは発電に徹し、走行は発電された電力でモーターだけで走るノートに代表されるタイプ。

で、今日、街を歩いていたら、アウディのA3 Sportback e-tron とトヨタの PHEVの2台を所有して入りお宅が有りました。
中でも、アウディは充電のコンセントがフロントのエンブレムの裏に隠されるようになっており、これはなかなか良い収納方法だと思いました。充電するときは、エンブレムを正面から見て左にずらします。

何でもないような工夫ですが、殊更にコンセントが強調されて、いかにもEVでございとか、PHEVを所有しているという見せがり屋で無ければ、アウディの方式は誠に理にかなったものです。

しかし、考えてみれば、ヨーロッパのコンセントはコンボ方式で、日本発で世界標準になるかは微妙なチャデモ方式の両方をこの家では備えているのかなど余計なことを詮索してしまいました。
もっとも、普通車より高いPHEVを2台購入できるお宅なので、経済的な問題はないのでしょうがね。

どちらにしても、先に上げた4つの電気自動車の普及が、本当に急速と言う字がぴったりとあてはまる時代になってきましたね。ここにきて、外国製のEVも良く見かけますが、何と言ってもプリウスとe−Powerの勢いには加速がついているようです。ことに、ノートの普及は物凄く、これからはe−Powerの選択肢は、車選びの標準になるでしょうね。

日産を勢いづかせてる要因のe−Power、この際もっと多彩なラインナップに取り組んで、昔日の輝きを取り戻してほしいものです。
posted by ホワイトミスト at 01:38| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月07日

e-fuel

EV車の普及が急がれています、とか、BEVが将来の自動車の主軸になりますなどと、海外からのニュースに一喜一憂しているのは、どの国でも同じかと思いきや、流石ドイツは一味違います。ドイツも一時期EUに歩調を合わせるかのようなコメントを発していましたが、ここにきて方針を変更してきました。

それが、e-fuel の登場です。e-fuelは燃料業界ではすでに知られているばかりでなく、どのように扱っていくかが研究課題でもありました。
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e-fuel(イーフューエル:合成燃料)とは、CO2と、再生可能エネルギーによる水の電解(electric)から得られたH2を用いた合成燃料で、ガソリンや軽油などの代わりとして期待されている脱炭素燃料である。e-fuelは合成燃料の1種となるが、その合成燃料はCO2とH2を合成して製造される燃料であり、ガソリン、軽油、灯油などの混合物を含む「人工的な原油」のことを言う。
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どの検索ページでも、およそは同じような説明に終始していますが、埋蔵物としての原油に近い物質を、人工で合成した燃料をさします。
人工燃料とはいっても、燃焼させれば、従来の内燃機関と全く同じでしっかりとCO2を排出します。なのになぜ脱炭素燃料と言うのでしょうか。
それは、燃料を作る際に、空気中のCO2を利用しているからです。

CO2を吸収して人工燃料を作り、そこからまたCO2を排出するのだから、行ってこいでネットCO2はゼロと言うのがその理屈です。人工燃料と言っても、現在の化石燃料と言われている原油とさほど違いがあるわけではありませんので、使い勝手は全く同じと考えて良いでしょう。
問題は、これを生成するために必要なエネルギーを、どこから調達するかに尽きます。

当然、自然エネルギーから調達しなければ意味が有りません。そうなってくると、既存の電力線経由で同居している自然エネルギーっていったい何なんでしょうと言いたくなります。自然エネルギーからの発電は、全く別の電力幹線網を整備することが必要ではないでしょうか。長い目で見れば、既存権益をこれ以上太らすことなく、対抗勢力となりうるのですから。
posted by ホワイトミスト at 02:05| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする