2023年03月30日

bluetooth

bluetoothの名前の由来は、ノルウェーとデンマークを統合した王様の名前だそうです。つまり、乱立した通信規格を統一したいという意味を込めたそうなんですが、このbluetooth規格そのものが、細かいバージョンアップを頻繁に繰り返し、その挙句、ある時点以前と以降とでは、別物と言ってよい規格になっています。名前の由来を自分自身でぶち壊してしまったんです。ある意味、技術革新は成熟を言う時間の存在を許さないことを強く知らしめたシンボル的存在に変化させてしまったとも言えます。

この記事を書くきっかけになったのは、2年前に購入したデスクトップパソコンのスペックがかなり強力だとの宣伝文句を信じていた時にさかのぼります。
bluetooth機能については当初あまり重視していませんでしたが、ヘッドホンを新調した時に、ワイヤードとbluetooth双方に使えるとの触れ込みにつられて購入したのですが、実際にペアリングしてみると、意外に電波が届くので、家の中では死角がほとんどなく、こりゃ具合がいいと次のことを試してみたくなったのです。

ミニコンポもbluetooth機能を備えているとのことで、こちらも鳴らしてみてうんうんと納得。それでは、スピーカーとヘッドホンを同時接続してみようと思ったら、あら制限が有ったのです。一台の親機と複数の同じ種類の機器(この場合はオーディオ機器)とは接続できないタイプの規格だったのです。そんなことはどこにも書いてないですよ、説明書には。
2台のbluetooth対応ヘッドホンが有れば、スピーカーのような音漏れを気にせず、2人で大音量で同時に音楽を楽しめると思ったのは素人考えだったのです。
【ただし、デュアルbluetoothタイプなら、この制限は緩和できます】

この例のように、あまりに複雑化した様々な通信規格の存在は、一般ユーザーには無用のものです。綺麗に何の障害もなく接続できて、簡単にその機能を利用できることが理想です。しかし、無線機器の普及は、そう簡単には、イージーユースをさせてくれません。
覇権争いは、ユーザーに影響のないところでやって欲しいものです。
posted by ホワイトミスト at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月12日

横浜市消防音楽隊ポートエンジェルス119

ポートエンジェルス119は横浜市消防音楽隊の呼称です。 今日初めてその情宣活動の場に出くわしました。たまプラーザ駅に隣接する多目的広場で何やら人が集まっていたのです。普段は噴水池となっている場所がステージになるのですが、とてもシンプルな構成の音楽隊で、大型のマリンバ一台とシンバルが一脚立っているだけです。

これで何を弾くのかと思ったら、マリンバ一台に3人の奏者が付き、司会進行していた女性は、カホンに跨っています。
ちょうど3.11の震災が有ったことに合わせ、「花は咲く」を演奏したのですが、マリンバって結構凄い音量なんですね。
特に低音は、非常に特徴のある音で、三人で演奏することのメリットを生かして、中音と高音を微妙に絡ませるような音遣いで、「オッ!」と思わせる力が有ります。

そこに、曲の後半になって、カホンのリズムが入ってくると、ぐっと演奏される音に力が加わって、終わってみれば、まとまった演奏に対しての拍手が送られていました。
かなりステージ慣れしているなと持ってネットで調べてみたら、なんとこの音楽隊は65年以上も前に結成されていることが分かりました。しかも、ドリルが出来ると謳われていましたので、これはかなり力が入っているのだと感じました。

興味がある方は、以下のURLからホームページを見てください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/shobo/shokainado/ongakutai/08.html

演奏会のメンバーを見たら、圧倒的に女性が多いというか男性がほとんどいないんですね。それで、サックスとトロンボーンの量感を出すのはかなり厳しいのではないかと思いますが、そこはかなりトレーニングしているのでしょうね。もう少し、録音の質が良かったらと思う面もありますが、それは今後に期待しましょう。
posted by ホワイトミスト at 01:29| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月20日

えっ、あの歌の歌詞はこの人が………!

ノスタルジックな話題です。
歌の番組で、意外な有名人がクレジットされた字幕に驚くことはありませんか。
最初に驚いたのは、あのビリーバンバンの大ヒット曲「さよならをするために」です。作詞家:石坂浩二!
これぞ、驚きMAXです。 そして、この歌には逸話もあります。

この歌は昭和47年の発表です。ということは、当時はフォークグループは自作自演が当たり前で、他人の作った歌を歌うことは、イエ、歌わされることは「屈辱」だったものですから、菅原進は俺は歌わんと断固拒否したという話が残っているそうです。
ただ、彼らにとっては、80万枚の大ヒット曲となりましたが。

そして、大物の女優が大物なんて形容詞を付けてはいけない方の歌詞を歌っています。
曲名は、「ねむの木の子守歌」です。作詞家の項を見ると、なんと、上皇后美智子様(作詞当時は、皇太子妃美智子様)です。
で、歌っていたのはだれかと言えば、吉永小百合です。何とも、形容詞を付けてはいけないという理由が分かって貰えるでしょうか。

次なる驚きは、小柳ルミ子が歌った「星の砂」です。あのいきなりの高音部分のサビから始まる当時としては珍しい構成の曲です。
作詞は司会業で忙しい御大-関口宏-です。ついでに作曲は誰かと言えば、ヒデとロザンナのヒデこと出門英です。

他にも、まだまだあまり知られていないけれど、エ〜っ、あの人がこの曲を?ということが見つかりますよ、きっと。

で、自分で書けるかと言えば、これがどうにも難しいんです。すでに、何作も原稿用紙200枚クラスの中編小説なら仕上げている経験を持っていますが、凝縮された世界に、多くの情景を想起させる言葉をちりばめる作業は、言葉数を知っているだけではだめです。言葉を効果的に配置するあるいは繰り返すといった作業を、こなすことが出来る人物像は、それは、センスの塊が服を着ていると表現しても良いのではないかと思います。

posted by ホワイトミスト at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする