2023年03月11日

現金決済より早い決済方法

ファミレス・ファストファッションなどの「何とかPay」で支払う人が増えていますが、これがレジの決済に役立っているかと言えば、全くそんなことはありません。近所の食品スーパーなどでは、現金以外の決済対応レジを一台しか置いていません。理由は簡単。あまりに多様な決済方法が発表され、互いにシェアを広げようと当初はお得な還元率で人を呼びます。

しかし、次から次に決済方法を取り入れた結果、レジでの対応時間にえらく時間を取られるようになってしまいました。
コンビニのように、ひっきりなしに客が来るわけではなく、一人また一人と比較的列ができにくい場合なら、「何とかPay」でも良いのでしょうが、限られた時間内に多くの人が詰めかけるような商売では、この「何とかPay」のために、レジの効率が明らかに落ちています。

それだけでなく、店独自のポイント発行がさらに処理速度を遅くする方向に引っ張っているのです。
遅くなる要因は、他にもあります。スマホで支払う方法を孫や娘に設定して貰った老婆は、いざ一人で決済画面を開いて金額を打ち込んで、店に認証して貰って振り込むまでの行為は、とても遠い道のりと化します。

老婆にとっては、スマホで払うという行為は実は全く分かっていないのかもしれないような場面に、かなり頻繁に出くわしますから、店にとっても説明に時間を取られて困っているはずです。スマホの操作がとても滑らか、決済画面もさっと表示し、支払い金額を読み取るか入力するかも全くスムースに操作する人も確かに多くはなってきています。

でも、そんなにスムースに処理しても、現金決済の速度より遅く、処理時間は最低でも2〜3倍はかかっています。デキル人間でさえ時間がかかるスマホ決済、結局一部の好き者が利用するだけで終わってしまいそうな気もしてきました。

現金決済は、やはり安全で素早く大きな間違いも発生し辛く、と良いことづくめであることが、改めて示されたわけです。
現金以外の決済方法は、所詮、あだ花のまま終わるのか、要注目です。そして、3.11のような転変地異が起きたなら、スマホ決済は不能になる可能性は高いですから、現金を持ち歩かないと嘯くと、大きなしっぺ返しを食らいますよ。
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2023年03月10日

春の訪れ

春は花の色で、華やかさが増してきます。水仙の寒そうな姿が印象的だった季節が過ぎ、今は各地の早咲き桜のニュースが、テレビ各社は競うように目玉的な扱いで報じています。

今年は桜の開花が早いようですが、それでもその前に主張し始めるのが、モクレンの大きめな花です。白や紫の花は、群生していることは少なく単独での存在が、孤高を感じさせますね。そして、そのあとは白い花が続きます。
その代表がコブシでしょう。コブシはハクモクレンと色も形も似ているので、意外に間違えられやすい木です。
さらには、カタクリの花と続きます。片栗は、花弁がどこかしら茶色に変色していて、きれいな紫を見せる花が少ないので、もし綺麗な花が見つけられたら、それはラッキーです。

やなぎあおめる日♪〜と歌われているしだれ柳も、じつはこの季節に咲くのですが、地味な黄色い花なので、気づくこと自体が稀です。
やなぎはやなぎでも、ネコヤナギも3月に咲きます。銀色の花穂は、ふわふわっです。

そして、真打登場、ソメイヨシノがそのあとに控えています。一斉に咲くそのけれんみの無さが、逆に憂愁を誘います。青空に映えるさくらは素晴らしいものですが、夕暮れが深まり、あたりがかなり暗くなっていても、道端のさくらのピンクは、運転する者には目の癒しになってくれています。

ドウダンつつじの白い子袋状の花は、とてもかわいいですね。愛らしいといった方が良いかもしれません。この季節を通じて、街路樹に多く見られるハナミズキもまた開花します。ピンクがいい感じの花です。これも知れ渡っていることですが、日本のミズキも実はハナミヅキと同類らしいのですが、ひっそりと咲いている感じです。

一本の木で、ピンクと白の花を咲かせるのが、ボケの花です。かなりきつい色の赤もたまにあります。
ざっと書いただけでこんなにも花ってあるんですね。沢山花の名前を知っているだけで、春は何かうきうきしてきます。どんどん名前を覚えましょう。



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2023年03月09日

上り調子

フィギュアスケート男子って言うと、競技年齢がぐいぐい下がってきています。相撲も十両から平幕に上がり、勝ち続ける力士っていますよね。
体操も水泳も20歳になると、もう年齢的に上り詰めてしまったかのように、上り調子の勢いの良さはもう影を潜めてしまいます。

それだけに、競技の世界に足を踏み入れたばかりの時の眩いばかりに輝く選手の躍動感は、同じ技量と言われているシニアの選手をはるか彼方に置いてきてしまいます。そして、それは5〜6年間で終焉を迎えるのが常でもあります。

テニスのキング夫人 コート夫人の長い年月−約20年間−にわたるライバル関係なんて、今はとても考えられない程に、新しい力の台頭によって、選手の世代交代は激しいものが有ります。それだけに、体力の向上が止まってもテクニックを磨き上げることによって、第一線に留まり続ける一部の選手には激しい執着を感じさせます。

体力勝負の世界は、こういった厳しさがある半面、芸術となると、活躍年齢は全く予測がつかないものが有ります。その最たるものは油絵でしょう。こんな枯れた老人が、作り出す作品から感じる圧倒的な力はそれだけリアルでもあります。

向井潤吉という日本家屋を描かせたら右に出るものがいないという作家がいました。このクラスになるとピークであり続ける期間がとても長くて、20年間ぐらい重鎮と呼ばれるほどの名声を得ていました。その絵はしっとりとした空気感を200号を大きく上回るかと思える程のキャンバスに、じっくりとゆったりと描きあげています。

生き急ぐことを選んだわけでもないのに、競技人生をあっという間に駆け抜けて、その後の長い解説者や評論家に身をやつすのが良いのか、長―い現役人生を全うするのが良いのかは、人生一度だけですから、無いが良かったなんて個人レベルでは判定できません。あくまで、人の価値観は人がどう評価しているだけなのです。だから、そんな評価は気にすることはないと言うのが、私の持論です。

でも、そうではないよ反論されるかたは、意見をお寄せください。
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2023年03月08日

黄砂+花粉

この季節、いつもながら車の汚れが酷いです。ウインドウオッシャー液で流しきれないくらいフロントガラスのこびりついています。
原因はなんたって黄砂ですが、加えて今年はかなり盛大に花粉が飛散していますので、車には気の毒なほど黄色と黄緑色の粉が降り注いでいます。どんなにコーティング技術が発達したと言っても、真上からの埃や塵をボディに付着させなくするほどの能力は有していません。

また、強い風の影響で吹き流されてきた小さな雨雲がざっと降らせた雨は、車の汚れをより一層酷いものにさせてしまう元凶でもあります。
そばの洗車場は、いつでも満杯状態です。ちなみに、洗車する時に使う水の量は、風呂桶一杯分にもなるそうです。言い換えれば、ドラム缶一本分です。

こうしてみると、車を綺麗に保つためには、お金も資源も労力もかかっていることが、実感できますね。今乗っている車は、ブルーのボディでルーフだけブラックなので、汚れは目立つ目立つ!この上なしです。車体表面に積もったチリを、走行風圧だけで剥がせるようなコーティング剤を開発したら、そりゃー丸儲けもんです。誰か開発してください。

コーティング剤一本で、車を10回ぐらい処理できて、ガソリンスタンドの洗車料金くらいの金額で発売されたなら、もうこれはバカ売れするでしょうね。町の発明家でも、大メーカーでも、この部分には目を付けているでしょうが、あまりに相手が強大なため、未だに製品が世の中に出てきたことありません。

それにしても、中国と言う国は厄介なものを次々に送り込んできますね。その一つ、COVID-19は、やっと収束しそうですが、これだけ世界の経済を減速させた中国の罪は重いです。それに加えて、石炭メインの都市暖房によって、上海の街並みの空気は、人間が吸うのを憚るほどの汚さだと、各マスコミの派遣記者は口を揃えます。

そして、地球の大気は西から東に流れていますので、日本はもろにとばっちりを食らうことになります。中国が本気で国土緑化に取り組まないと、地球の環境は悪化の一途を辿るのは、だれが見ても明らかです。
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2023年03月07日

e-fuel

EV車の普及が急がれています、とか、BEVが将来の自動車の主軸になりますなどと、海外からのニュースに一喜一憂しているのは、どの国でも同じかと思いきや、流石ドイツは一味違います。ドイツも一時期EUに歩調を合わせるかのようなコメントを発していましたが、ここにきて方針を変更してきました。

それが、e-fuel の登場です。e-fuelは燃料業界ではすでに知られているばかりでなく、どのように扱っていくかが研究課題でもありました。
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e-fuel(イーフューエル:合成燃料)とは、CO2と、再生可能エネルギーによる水の電解(electric)から得られたH2を用いた合成燃料で、ガソリンや軽油などの代わりとして期待されている脱炭素燃料である。e-fuelは合成燃料の1種となるが、その合成燃料はCO2とH2を合成して製造される燃料であり、ガソリン、軽油、灯油などの混合物を含む「人工的な原油」のことを言う。
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どの検索ページでも、およそは同じような説明に終始していますが、埋蔵物としての原油に近い物質を、人工で合成した燃料をさします。
人工燃料とはいっても、燃焼させれば、従来の内燃機関と全く同じでしっかりとCO2を排出します。なのになぜ脱炭素燃料と言うのでしょうか。
それは、燃料を作る際に、空気中のCO2を利用しているからです。

CO2を吸収して人工燃料を作り、そこからまたCO2を排出するのだから、行ってこいでネットCO2はゼロと言うのがその理屈です。人工燃料と言っても、現在の化石燃料と言われている原油とさほど違いがあるわけではありませんので、使い勝手は全く同じと考えて良いでしょう。
問題は、これを生成するために必要なエネルギーを、どこから調達するかに尽きます。

当然、自然エネルギーから調達しなければ意味が有りません。そうなってくると、既存の電力線経由で同居している自然エネルギーっていったい何なんでしょうと言いたくなります。自然エネルギーからの発電は、全く別の電力幹線網を整備することが必要ではないでしょうか。長い目で見れば、既存権益をこれ以上太らすことなく、対抗勢力となりうるのですから。
posted by ホワイトミスト at 02:05| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月06日

ひそかに復活ジェットタオル

新型コロナウィルスCOVID−19のあおりを食った業界に、エアータオルの業界があります。
手洗いをしてハンカチを使わなくても良くなったことで、トイレの入室から退室まで、一切非接触で済ますことが出来るようになっていたのに、コロナの影響で吹き出す空気で菌を撒き散らすという理由で、あっという間にエアータオルは使用不可になってしまいました。

三菱電機(メーカー呼称⇒ジェットタオル)としては、正にウィルス憎しの状況になったのです。
流石に備え付けてある機材を取り外した現場は見た事がありませんが、使用口に大きく注意書きが書かれた紙等が貼られており、使うことできないようになっていました。でも、本当に一概に使用禁止する必要など有ったのでしょうか。

例えば、完全に一人でしか利用できない環境にセットされているエアータオルなら、使用しても直接の感染に関わるような濃密なウィルスがばら撒かれることはあり得ないと思っていました。むしろ、淀み気味の空間では強い吹き出し風のおかげで、空気が強制的に再循環を始めることが出来るので、衛生面で良い方向にさえ振れると思っていました。

コロナ禍がやや落ち着きを見せた昨年の秋ごろからファミレスのトイレにエアータオル使用再開のお知らせが掲示されるようになり、三菱電機の見解も併せて貼りだすお店も出てきました。
やっと、ヒステリックなウィルスへの過剰反応が、消えてきたのかなと感じます。

もう、積極的に、使用開始を謳っても良い時期になってきたのですから、メーカーはもっとリキを入れて、安全キャンペーンを張って、返す刀で、家庭用にも使える静音タイプの新機種を投入してはいかがでしょうか。
ついでに、トイレの個室のカギも非接触で開け閉め可能な機種を開発すれば、本当の入室から退室までの非接触利用空間が完成します。
そうすれば、自分の手を洗う行為さえしっかり行えば、快適で清潔な空間が完成します。

三菱電機さん、踏ん張りどころですよ。勿論、OEM先にも積極的に働きかけてください。
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2023年03月05日

漢字パズル

漢字のパズルはいくつかの種類が有りますが、要はどれだけ言葉を知っているかの勝負です。特に四字熟語となると、記憶力勝負の色合いが一層濃くなります。人間て贅沢なもので、パッと見て書き込める部分は簡単と思い、いくら考えても出てこない漢字の組み合わせについては難しいと思ってしまうものです。

ここで問題です。以下の四字熟語の〇の部分には、何という漢字が入るでしょうか。
〇科〇条 〇期〇会 丁々〇〇 〇小〇業 行〇流〇
あなたが、漢字パズルを好んでいるようなら、辟易するほど何度も出てくる四字熟語ばかりではありませんか。それくらい、皆が知っている四字熟語のバリエーションは少ないのです。

たま〜に全く埒外の出題が有ると、そんな熟語は知らんなあ〜〜〜。そんな熟語ばかり集まったパズルは、とても詰まらいものになってしまいます。解ければ簡単、解けなければ難しいと感じてしまうのが、漢字パズルを作るうえで留意しなければならない点です。
でも、こんな制約が有ったら、一般人はパズルを作るのはとても難しいですよね。

さて、先ほどの漢字抜けの答えを書きましょう。

金科玉条 一期一会 丁々発止 中小企業 行雲流水 が答です。如何だったでしょうか。
この中で、あまりにパズルに頻出するものが有ります。それは、行雲流水 です。パズルは違えど、漢字パズルの本には、絶対と言って良いほどこの熟語は出題されます。

なので、漢字パズルが面白いと言って少しの間はまったとしても、あまりに同じ熟語が出題されるので、次第につまらないと感じるようになります。
そして、別のパズルに心変わりしてしまうのです。パズル作家って、大変ですね。
posted by ホワイトミスト at 01:57| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月04日

書類憐みの令

徳川第五代将軍綱吉が発した「生類憐みの令」のパロディではありません。昨今のプリンターの高速化は、まさに書類を大量産することがとても簡単に出来ます。なんだかんだIT化すれば、電子的な情報は電子媒体に保存するようになるので、紙の使用量は大幅に削減できると言われましたが、結局は減るどころか、更なる大量の無駄印刷が日々量産され続けています。

小説家の例を挙げれば、以前は、手書きで原稿を書き、推敲を重ねて修正・加筆などの作業を施したのちに、出版社で完成原稿のつもりで印刷し、最後の修正を加えて印刷して終了であることが圧倒的に多かったのです。
身近に印刷機が無かったことや、印刷工程に達するまでの手順が多かったので、勢い何度も印刷することは憚られていたのです。

最初は、印刷所に電子製版は取り込まれました。これで、一旦データが入力されてさえいれば、修正は全部を直すことなくできるようになりました。「全部直す」とはどういう意味かと言えば、昔は一字一字活字というものを枠に入れ込みその枠を絞めて一ページ分の版が出来上がりました。だから、30文字加筆15文字削除なんて言うと、先ず版の締めを緩めていらない15文字の活字を抜き去り代わりに30文字の活字を入れ込みますが、もしはみ出してしまったら、次のページ以降も抜き差しを行う必要が出てくるのです。
こんな工程が存在しているのであれば、おいそれを印刷し直しをするなんて気が起きませんから、二重線で消して書き直しあるいは線を引いて文字の挿入をするなどの作業は当たり前でした。

そして、次はパーソナルコンピュータの普及です。PCとかパソコンと言っている時代に、パーソナルコンピュータって結構違和感を感じませんか。ま、それは、良いとして、このPCによって、文章を訂正したらすぐに印刷しなおすことが、苦でもなんでもなくなりました。すると、昔の作家の部屋は書いて気に食わなければくしゃくしゃが身を量産しましたが、今度が修正して丸められた原稿が溢れるようになってしまったのです。

で、この現象は、一般の職場でも起きていて、上司への提出書類や顧客用のプレゼン原稿が、酷い場合はたった一文字の訂正のために、数十枚も印刷しなおすことが、ざらになってしまいました。これを読んでいる皆さんも「そうそう」と頷いていることでしょう。
だから、紙の使用量はうなぎのぼりに増え続けているのです。

でも、いまさら、ガリ版印刷には戻れませんからね。えっ、ガリ版を知らない、そうでしょうね。では、この話は後日。
posted by ホワイトミスト at 12:05| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月03日

虎落笛

虎落笛 ⇒ さあ、これはいったい何と読むのでしょうか。漢字の読み方は、山勘で当たるものと、絶対に無理なものとに大きく分かれます。
あの漢字検定の一級は、知っていなければ絶対に読めないものばかりなので、難問とは違うジャンルですので、一級と言うクラス分けに相応しくないと思いますね。

そんな事より、この文字は「もがりぶえ」と読みます。
ネットに載っている記事では、虎落と言うのは竹を切って並べた柵なんて書かれています。その柵に強い風が当たると笛のような音を発するので、こういった名称になったというのが一番多いようですが、実は、この説はあまりあてになりません。

むしろ、送電線が強風に晒されると、微妙な細かい震える音を出します。かなり低い音で、よく「電線が唸る。」なんて言っていますが、この時の音も虎落笛と言うのだそうです。
で、おまけのように書いてあった説明が目を惹きました。

電線のような細い線に猛烈な風が吹きつけると、その線の後ろに不規則に渦が出来ます。この渦のことをカルマン渦と言い、このカルマン渦によってたった音をエオルス音と言うのだそうです。
これと同じような説明として、「チンダル現象」が有ります。これは、多少濁った液体に光を通すと、光の筋が光って見える現象のことを指しています。では、なぜ光って見えるのかを考えた人がいます。その回答がブラウン運動でした。微細な粒子が動き回ることで,光を反射するのです。

このように、現象についてしっかりとした説明が付いていれば、化学の授業はもっと面白かったはずで何です。
高校の時、爆薬に異常な興味を示した生徒Aは、ついに完成させたと思い込みました。そして、あろうことか、石炭ストーブの蓋に乗せました。
爆薬もどきは、激しい発煙を起こしました。たちまち教室は白い煙が充満してしまいました。

これなどは、生徒Aに対して、正確な知識を与えてこなかった教師にも問題があります。何しろ、つまらないんですね、その授業は。
と、またまた話は大きく本筋から離れてしまいました。
posted by ホワイトミスト at 02:06| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月02日

JAXA 新宇宙飛行士

昨日発表された新宇宙飛行士の経歴を見て、思わずウ〜〜〜〜〜ンと唸ってしまいました。
高学歴・ハイスペック人間そのものですね。だれでも応募できるとは言っても、「やはり」の結果です。
そりゃそうですよね、ミッションの内容からして、かなり緻密な考えが可能で、かつ、臨機応変さを求められる環境での活躍を期待されるのですから、当然と言えば当然で、おこちゃまや老人はたまたノンポリ学生スイーツ大好き追っかけ女子なんてのも、論外でしょう。

さて、ここで敢えてタブーに触れます。
ジェンダーレスの精神論ばかりが、イズムのようにしか取り扱われていないにもかかわらず、それがあたかも正義のように取り扱うマスコミっていったい何なんでしょうと疑問が湧いてきました。
今回選抜された方お二人は、かっちりとした男性と女性です。こういった面での社会性別の性差のない(ジェンダーレス)信者の抗議って、まったく聞こえてきませんし、それを報道すらしていません。

でも、これだけジェンダーレス云々が喧しい世の中になってきたのは、どうしてなのでしょう。マイノリティ(少数民族・少数派)の存在を無視してはいけないという思想がオーバーシュートしてはいませんか。この流れを否定するのは、国会議員にとってもマスコミにとっても、マイナス方向にしか振れないからと、日和見していませんか。

ジェンダーレス同士の二人が何をしようと、問題にするつもりはさらさらありません。でも、烏合の衆的に数を頼りに権利を主張するとなると、これは社会問題以前のモラルの問題になります。私自身は、ジェンダーなんて言葉すら使いたくありません。なぜ、カタカナ言葉で論点をそらすのでしょうか。日本人の悪い癖です。

また、この風潮がもっと広まって、既定値(デフォルト)のような発想になることを恐れます。それは、取りも直さず国家の衰退を肯定するものだからです。もっと、端的に言えば、出生数の減少傾向に、拍車をかける思想です。子供が出来ないからと言って人口受精に走るかと思えば、その反対に妊娠中絶を反対するという両極端で騒いでいるアメリカを見てください。こんな矛盾てありますか。

日本人は、諸外国の真似をして、最初はおずおずと主張し始め、勢力が大きくなると、途端に権力を得ようと極端な宣伝活動を始めます。権利の行使は自由なのだからという説を振りかざしてくるのでしょうが、その結果、女性同性愛者(レズビアン)、男性同性愛者(ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、性自認不一致者(トランスジェンダー)ばかりの世の中になったとしたら、性的な奔放さを求める集団ばかりになりはて、挙句国家は崩壊します。

一時的なイズムに振り回されるのは、成熟した大人の考えとは正反対に位置します。あなたが、どの立場にいるのかを超越して、人類全体が滅びてよいのかどうか真剣にお考え下さい。選抜された宇宙飛行士の存在も念頭に置いて、熟考してください。
posted by ホワイトミスト at 01:26| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする